
選びきれないほどいくつものシャンプーが誕生している現在ですが、どんな物を選んでいいのか悩んでいませんか?
どうも、うすオレです。髪に関して悩んでいるあなたなら、少しでも髪の悩みを解決してくれるシャンプーを使いたいと思っているはずです。
もしも、あなたに薄毛の悩みがあるとしたら、より一層その傾向は強いはずです。
あなたは薄毛の状態から脱却するためには、頭皮環境を整えることが大切なことだと知っているからです。
しかし、あまりにも現在はシャンプーの種類が多すぎるのです。
その結果、なんとなく商品の雰囲気で選んだり、人気があるからという理由だけで選んでしまっているかもしれません。
そこで今回の内容を知ることによって、シャンプーを選ぶときに立ち止まっていた数十分間、スマホやパソコンと睨めっこしていた時間が、最も簡単に解決されます。
これからはシャンプーの選び方なんかで迷わない明確な基準が身につき、迷うことなくものの数分で決断し購入するようになるでしょう。
ぜひ、あなたの髪の悩みに役立ててください。
シャンプーは頭皮にあっていればどれでも正解


もし、今あなたが高級アルコール系シャンプーは刺激が強いから頭皮に悪い。
アミノ酸系シャンプーは低刺激だから頭皮に良いと思っているのであれば、そのような考えは今すぐ捨ててください。
何故なら、シャンプーが頭皮に合うという前提条件は、頭皮における常在菌がどのような状態にあるかによって左右されるからです。
頭皮における代表的な常在菌は、アクネ菌、表皮ブドウ球菌、マラセチア真菌が知られています。
これらの常在菌がいるおかげで、頭皮を弱酸性に保ってくれているわけですが、一方、常在菌は皮脂を分解することによって脂肪酸を作るのです。
この脂肪酸の中には、皮膚に刺激を与えて炎症を引き起こしたり頭皮の臭いの原因になるものもあるわけです。
たとえば、マラセチア真菌はフケなどの頭皮トラブルに深く関わっているとされています。
過剰なフケやかゆみなどが気になる場合は、抗菌剤を配合した製品すら使う必要がでてきます。
このように常在菌は、頭皮にいればいるほど良いというわけではなく適度に洗浄しなくてはいけません。
つまり、頭皮に合うシャンプーの定義は常在菌とうまく付き合っていける物をいうわけです。
なぜなら、常在菌が減り過ぎれば頭皮は弱酸性を保てず、常在菌が多すぎれば臭い、かゆみ、フケ、炎症などのトラブルを起こすからです。
そしてその状況は、シャンプーが高級アルコール系だから悪い、アミノ酸系だから良いというだけで決めることはできないのです。
人によって高級アルコール系で保たれる人もいれば、アミノ酸系で保たれる人もいる、または石鹸系で保たれる人もいるということです。
その常在菌がどのような状態に保たれるのかは、個人の体質で大きく変わってくるのです。
思いだしてみてください………
これまでにも意外といろんなシャンプーを選んで使ってきていませんか?
10代の頃、20代の頃、30代の頃、40代の頃、そして現在と。
しかし、その頃使っていたシャンプーが今のあなたの頭皮に合うとは限りません。常在菌の状態は環境や年齢にも左右されてしまうからです。
だからこそ、どんな物であろうと今の頭皮に合うシャンプーが正解になるのです。
ここから注目してほしいことは頭皮に合うという定義です。
その定義とは、
- 頭皮がベタつく
- 頭皮に痒みがでる
- 頭皮からフケが多い
- 頭皮がヒリヒリする
- 頭皮からの臭いがキツい
- 頭皮ニキビが頻繁にできる
- 頭皮に成分アレルギーがある
と、このようなことが事態が続かない物になります。
というのも、5000円以上する物、人気がある物、美容院の物だったとしても上記のような症状が頻繁におこるのであれば、そのシャンプーはあなたの頭皮に合ってはいません。
頭皮に合っているのであれば、先ほどお伝えした事態にはならないからです。
つまり、口コミや話題性、人気などは一切関係なく頭皮に違和感を感じない物が、最も商品として信頼できるのです。
違和感を感じないのであれば、ラックスでも、いち髪でも、パンテーンでも、HIMAWARIでも、TSUBAKIだっていいわけです。
要するに、市販シャンプーでもなんら問題はありません。
それに成分表示をみたとしても、最初から最後まで理解できる人はそうそういません。
あなたがシャンプーの成分を扱うスペシャリストなら話は別ですが………
普通の人には理解できません。
しかし、選び方は気をつけないと…


もし、頭皮の違和感をすぐさま察知できるなら、紛れもなく頭皮環境は良好なわけです。
ずっとその状態をキープできれば理想ですが、ちょっとした問題で頭皮環境は変わってしまうことがあります。
それは、食生活の問題、加齢の問題、体質の変化からくる問題、体調の変化の問題、使われている成分の問題などです。
そのようなことから、これまで何の違和感もなく使っていたシャンプーが突然合わなくなってしまうのです。
さらに、シャンプーに使われている成分の刺激が蓄積され、今まで良い状態に保たれていた頭皮環境を、最悪の状態へと一変させる恐れがあるわけです。
たとえば、頭皮の痒みの原因の一つにシャンプー剤の洗浄成分が残っているからと言われていたりもしますが、実は“最初から痒みを誘発する成分”が配合されているシャンプーもあるのです。
その為、どんなにしっかりシャワーで洗い流したとしても、痒みの症状がおさまらなということが起こります。
そしてその成分が、メチルイソチアゾリノン ・メチルクロロイソチアゾリノンと言われるものです。
この成分は接触性皮膚炎の観点において、世界各地で非常に問題視されている成分で、国によっては配合が禁止されていたりします。


その背景には、2010年以降世界各地でこれらの成分による皮膚炎が増加していることが、世界中のアレルギー関連の研究者や医師の間で注目されたからです。
日本でも、日本皮膚科学会ガイドライン2020年版の4ページに、化粧品や日用品においても注目するアレルギー源であると明記されています。
しかし、これが非常に微妙な決まりであるがゆえに、日本ではこれらの成分が使われているわけです。
それが自主規制です。
つまり、メチルイソチアゾリノン ・メチルクロロイソチアゾリノンの成分をシャンプーに配合するかどうかは、メーカーの決断によるということです。
このように、パンテーンやラックスは“そもそも痒みを誘発する成分が配合”されているわけです。
勿論、これら以外の商品にも配合されているかもしれません………
だからこそ、シャンプー選びは慎重にならなければいけないのです。
また、高級系アルコールシャンプーは成分だけで考えれば、毒性の強い成分の種類が極めて多く、見ただけで判断するなんてことは到底できないと思います。
なぜなら、ほとんどのシャンプーは通常、医薬品医療機器法(旧薬事法)で化粧品に分類されます。
その為、1万種類以上にもなる化粧品の成分が存在しているからです。
そしてその毒性の強い成分は、ラウレス硫酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン、ラウリル硫酸アンモニウムなどの合成界面活性剤を意味し膨大な種類があるわけです。
もし、あなたが化粧品の成分を扱うスペシャリストでもしないかぎり、理解するのは極めて困難なことだと言えます。
そしてほぼ間違いなく高級アルコール系シャンプーは、毒性の強い成分が配合されています。
理由は、生産コストをおさえ大量生産できる、これが最大の強みだからです。
その為、このようなシャンプーを使うときは、頭皮に合わなければすぐ買い換えるという考え方がきわめて重要です。



ところで、あなたもシャンプーおすすめランキングなどで、シャンプーを買うこともありますよね?
しかし、昨今のそのようなランキングサイトには思いがけない落とし穴が存在しているのです。
人気シャンプーおすすめランキングの奇妙な落とし穴


このようなサイトの問題点は、
種類がありすぎて迷う
問題視されがちな成分もかなり取り上げている
おすすめだからといって頭皮に合うとは限らない
というなことが考えられるわけです。
おすすめシャンプーランキング10選、もしくは20選ぐらいまでなら分からなくもないですが、32選、50選、138選となるようなサイトは見るだけでも疲れてしまいます。
そしてそのどれもが、おすすめであるのであれば迷ってしまいませんか?
その結果、買わずにサイトを閉じてしまった。
そんな経験あなたにもありませんか?
しかし、そのような行動は人間本来の性質なのです。
僕らには選択肢が多ければ多いほど迷ってしまう性質があります。
それが選択のパラドックスと言われるものです。
ですから、そのようなサイトを開いている時点で、すでに的確な判断ができていないということです。
さらに、そのようなシャンプーランキングサイトでは、問題視されがちな成分が配合されている物や毒性成分がかなり強いものが、おすすめとして取り上げられています。
それが、メチルイソチアゾリノン ・メチルクロロイソチアゾリノンやラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウムと言われるものです。
ラックス、パンテーン、MILBON、ロレッタなどは、このどれかの成分がほぼ間違いなく入っています。
これらの成分が配合されていて、且つ成分が上位表示として記載されているのであれば、言うまでもなく頭皮に与えるダメージは深く関わってきます。
もし、あなたが脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などを持っているとするのであれば、尚更のこと頭皮環境が悪化する傾向はきわめて高いわけです。
このようなことからも分かるように、たとえどんなにすぐれた毛髪診断士、美容師がおすすめと紹介している物であっても、あなたの頭皮に必ずしも合うとは限らないのです。
そしてこれは多くの人が見落としている点ですが、人気シャンプーランキングサイトに紹介されてるシャンプーは、結果がどうあれ“すべておすすめとして紹介されている”ということです。
つまり、そのようなランキングサイトは、今となってはほとんどが広告サイトなのです。
奇妙だとおもいませんか?


もし、36選、50選、138選のどれもがおすすめであれば、ドラックストアーなどでしまうシャンプーは、ほぼすべてがおすすめと言っても過言ではありません。



それになぜ世界的にも問題視されている成分が配合されている物がおすすめになるのでしょうか?
このような観点からも、シャンプーランキングサイトからシャンプーを選ぶときは、おすすめという基準で選ぶのではなく、頭皮に合わなかったら変えるという基準で選ぶ方がいいのです。
とはいえ、そのようなサイトは参考になるポイントもたくさんあります。
- 髪の洗い方
- 頭皮の洗い方
- ヘアオイルの塗り方
- ドライヤーの乾かし方
- トリートメントの塗り方
- コンディショナーの塗り方
など多岐にわたります。
勿論、そのような参考になるところはどんどん取り入れていくべきです。
ただ、シャンプーの使いどころは明確に定めていくべきで、それが定まっていないと頭皮に合わないシャンプーばかりを選んでしまうかもしれません………
シャンプーの使い方は明確にする


まず、先立っておさえておきたいポイントは、頭皮の違和感の正体は基本的にはターンオーバーの乱れによるものだということです。
何故なら、頭皮も皮膚なので肌と同じように階層によってわかれているからです。
その階層が、表皮、真皮、皮下組織です。
そしてターンオーバーとは、表皮で起こる細胞の生まれ変わりのことです。
イメージでいえば頭皮を押さえたときに、ぷにゅっと柔らかい感触がする所だと思ってください。
要するに、一番外側の皮膚だということです。
そこで頭皮の場合、ターンオーバーが乱れるとフケや乾燥などが起こりやすくなるわけです。
と言うのも、正常であれば角質層は目に見えないフケとして剥がれ落ちますが、ターンオーバーが乱れていると目に見えるフケとして剥がれ落ちるのです。
乾燥は天然保湿成分のセラミドが十分に作られないので、角質層の構造がまだらになってしまい水分の保持機能が著しく低下して起こってしまうのです。
そこでターンオーバーが乱れる要因には、
- 睡眠不足
- 食生活の乱れ
- 過度なストレス
- アルコールの過剰摂取
- 頭皮の皮脂を落としすぎている
と、このようなことが言われています。
そしてそのターンオーバーの乱れを正常化させるためには、少なくとも1ヶ月間以上は考慮しないといけないわけです。
何故なら、正常の頭皮のターンオーバーは、4週間と28周期と言われているからです。
頭皮のターンオーバーのサイクルには、基底層→有棘層→顆粒層→角質層という4つのステップがあり、基底層→有棘層→顆粒層までのサイクルが14日間。
角質層から剥がれ落ちるまでに14日間かかると言われています。
このように正常のサイクルであっても1ヶ月間かかっているのですから、乱れた状態を戻すとなれば早くても1ヶ月間、もしくはそれ以上かかる場合があるということです。
勿論、個人差はあります。
しかし、頭皮のターンオーバーの観点からすると、このように考えるべきが妥当だと思います。
さて、これを踏まえたうえでシャンプーの使い道を明確していくべきなのです。
そしてその要素となるものが、脂性肌、乾燥肌、敏感肌になります。
脂性肌の頭皮


このタイプの頭皮は、皮脂が過剰に分泌されているのでシャンプー後は、頭皮用の化粧水や美容液を使ってたっぷりと保湿させてあげることです。
または、お肌に使う化粧水や美容液で保湿させてあげることです。
言うまでもなく、お肌に使う物が有効なのは頭皮も、顔や手などの皮膚と全く一緒の構造をしているからです。
皮脂が過剰に分泌されてしまうということは、基本的には“頭皮のバリア機能の低下”を意味してます。
つまり、過剰に分泌させることによって頭皮を守らなければいけないほど、頭皮の階層組織が異常をおこしているということです。
その考えられる要因として、
- 食生活の乱れ
- 皮脂の取りすぎ
- 頭皮ケアの怠り
- 間違った頭皮ケア
- ホルモンバランスの乱れ
とこのようなことです。
皮脂の過剰分泌というのは、頭皮にシャンプーが合っているという以前に、そもそもとして、“洗浄力が強すぎる”“強すぎる原液を直につけている”“シャワーの温度が熱すぎる”“加齢による酸化した脂”などが引き金になっているわけです。
それにも関わらず、頭皮への保湿ケアを怠っているが為に、頭皮のベタバタ感がいつまで続くのです。
このタイプは皮脂の分泌が異常すぎるので、まずは皮脂を取り除きさっぱり感を求めていかなくてはいけません。
ということは、ある程度洗浄力が強いシャンプーを使う必要があります。
ただそこで、シャンプーだけで終わらせてしまうと“きわめて重大な欠陥”につながるのです。


何故なら、さっぱり感を求めると言うことは、皮脂を根こそぎ取り除いている状態です。
皮脂を根こそぎ取り除いてしまうと、ゴミやホコリ、紫外線から毛穴を守るのに支障がでてきます。
つまりこれらから頭皮を守ために、皮脂線は皮脂を過剰に分泌させているわけです。
だからこそ、その状態を緩やかにし、ベタつきをおさえる為には頭皮への保湿ケアが不可欠なわけです。
食生活においては、脂っぽい物のを食べ過ぎる、白米やパンばかりを主食としている、このようなことがが引き金になっている可能性がきわめて高いと言えるでしょう。
何故なら、どちらも中性脂肪に変わり皮脂の原料になるからです。
ホルモンバランスの乱れについては、非常に繊細で複雑なので難しい問題でもありますが、
たとえば、男性ホルモンのテストステロンが優位になったり、女性ホルモンの1種であるプロゲステロンが乱れると、皮脂の分泌が促されて過剰に分泌されてしまうと言われています。
ただ、このホルモンバランスに関して押さえて置きたいポイントは、シャンプーは頭皮に合っているけど、皮脂が過剰に分泌してしまう可能性があるということです。
つまり、これまでシャンプーで洗ったときに違和感を感じなかったのに、突然痒みや頭皮ニキビができてしまう恐れがあるということです。
そのような場合は、直ぐにシャンプーが悪いという判断をするのではなく、少し様子をみた方がいいわけです。
女性のホルモンバランスは複雑です。
生理前や生理中に肌荒れで悩む人がいますが、それは皮脂の分泌を促すホルモンが活性化してるためといわれていて、これは頭皮も同じようなことが言えるわけです。
あたりまえですが、頭皮も皮膚なのです。
そして頭皮は体のなかで、もっとも活発に皮脂の分泌が行われている場所です。
男性よりもホルモンバランスが不安定になりやすい女性であれば、頭皮のトラブルは起こりやすいと言っても過言ではありません。
もし、あなたが思春期の年頃であれば、その影響はよりいっそう起こりやすいわけです。
よって、異常を感じていなかったのに突然頭皮のトラブルに遭遇したときは“一時的な脂性肌になる”ことを理解した上で経過をみていくべきなのです。
それでも頭皮のベタバタが続くのであれば、他の原因が考えられるのでその場合は頭皮ケアを見直す必要があります。
最初にもお伝えてしていますが、皮脂が過剰に分泌されているということは、皮脂で守らなければいけないほど頭皮のバリア機能が著しく低下しているということです。
つまり、頭皮の内部の階層組織が異常を起こしているということです。
放置していればしているほど過剰に分泌されてしまうので、やはり対策としては“シャンプーを見直す“頭皮への保湿”を十分にする。
ということが有効になってきます。
もし、今あなたが悩んでいるなら今すぐに始めてください。
敏感肌の頭皮


まず、敏感肌とは医学用語ではありません。しかしこのタイプの頭皮は、“物理的な刺激に弱い”“かゆくなりやすい”“赤くなりやすい”などの特徴があります。
あなたが敏感肌と思っているのであれば、低刺激なシャンプーを使いたっぷりと頭皮を保湿させてあげることです。
なぜなら、敏感肌はシャンプーに含まれる成分にたいして、極めて敏感に反応するという性質があります。
それは一種のアレルギー反応であると言っても過言ではありません。
加えて、痒くなりやすい赤くなりやすいなどの症状は頭皮の乾燥によるものです。
敏感肌の原因の中でもっとも多いのがこの乾燥です。
つまり、敏感肌とはあとから後述する乾燥肌に似た性質を持つということです。
そしてその頭皮の乾燥は、頭皮のバリア機能の低下によるものです。
その考えられる要因として、
- 偏食
- 妊娠
- 外的要因
- 暴飲暴食
- 心理的疲労
- 更年期障害
とこのようなことです。
言うまでもなく、偏食で同じような物ばかり食べていれば栄養素が偏ってしまいます。
もしそれが、インスタント食品やレトルト食品であれば致命的なわけです。
妊娠中であれば、生理以上にホルモンバランスが変化するので敏感肌になりがちです。
女性は赤ちゃんを身籠り、この世に命を宿すことができる唯一無二の存在ですから、赤ちゃんを守ため本能的に敏感になるというセンサーを備えています。
さらに敏感肌の場合、外的要因と密接な関係があるわけです。
それが、
- 汗
- 花粉
- ダニ
- 金属
- 衣服
- ほこり
- 紫外線
- 湿度の変化
とこのようなことです。
環境そのものが脅威になる恐れがあるのです。
もし、そんな事態であるにも関わらず暴飲暴食を続ける日が加われば、あなた自らが敏感肌を引き寄せているといっても過言ではありません。
腹八分目に医者いらずということわざがあります。
これは、お腹いっぱいになるまで食べなければ健康でいられるというわけです。
そして現在ではこの考え方は、科学的な観点から結論づけられているのです。
赤みのない、炎症のない、湿疹のない、健康な頭皮を長期的に保つうえでも極めて重要なことです。
しかし横暴を決め込んで好き放題やっていれば、心理的疲労がでてしまうかもしれません。
要するに、肉体的疲労・精神的疲労・神経的疲労ですが、これらの要素が蓄積されていけば身体が疲弊していくことは言うまでもありません。
そんな事態をまねき、なお敏感肌であれば、頭皮はトンデモなく悪化していきます。
そしてそのまま何も知らずに、更年期というステージに突入してしまうと、あなたの頭皮環境はもはや絶望的になるかもしれないのです。
なぜなら、女性は更年期ステージとともに女性ホルモンが少しづつ減っていき、これまで少なかった男性ホルモンが“本性をさらけだしてくる”からです。
つまり、エストロゲンなどの分泌が急激にへりホルモンバランスが崩れてしまうということです。
エストロゲンの減少は乾燥を誘発するのです。
だからこそ、更年期の女性には大豆などの豆類を積極的に食べましょう、と言われているわけです。
これは、大豆の中に含まれているイソフラボンが女性ホルモンのエストロゲンに似た働きがあるからです。
それほどまでに、女性のホルモンバランスの崩れというのは頭皮にたいしても致命的なわけです。
とは言え、必ずしも更年期だからといって頭皮の状態が悪くなるものでもありません。
言うまでもなく個人差があり千差万別だからです。
しかし、閉経があることを考慮すれば、そのリスクに晒される可能性は十分にあるということを忘れてはいけません。
このようなことを踏まえると、敏感肌に対するアプローチは“低刺激なシャンプーを使い、頭皮を十分に保湿してあげることが最善”なのです。
乾燥肌の頭皮


このタイプの頭皮は、水分量が絶望的に足りていません。これは頭皮だけの問題ではなく、体全体の水分量が足りていないという致命的な見落としがあるわけです。
体の水分量が足りなければ“皮膚の角質層と呼ばれる部分”の水分量が、著しく低下することがわかっています。
その結果、肌が乾燥してしまうわけです。そのような事態は頭皮にも影響ができます。
そこで、体への十分な水分を補給ししつ“保水、保湿”というアプローチが要になるのです。
なぜなら、あまりにもターンオーバーのサイクルが急低下しているため、頭皮の組織が機能不全を起こし、皮脂がかぎりなく不足しているからです。
つまり、皮脂の分泌さえもできなくなっている事態で、頭皮の潤いさえ保てなくなっているのです。
そしてその頭皮の乾燥は、頭皮のバリア機能の低下によるものです。
その考えられる要因として、
- 体質の変化
- 季節の影響
- 体の水分不足
- 生活習慣の乱れ
- シャンプーのしすぎ
とこのようなことです。
生活習慣の乱れのなかでも、特に“危険な因子が添加物まみれの食事、加工された清涼飲料水、過度の飲酒、喫煙”です。
言うまでもなく、コンビニ弁当やカップ麺には化学物質が使われています。
それはあなたの想像を、遥かに凌ぐほどの膨大な量なのです。
何故なら、あなたがすべての添加物を知ることは “あるルール”によってきわめて困難になっているからです。
それが、一括名で表示できる例外が認めらているというものです。
つまり、物質名が表示されない食品添加物があることを意味しているわけです。
たとえば、コンビニの棚に並べられている菓子パンには、添加物の一つに使われるベーキングパウダーが入っている物があります。
スーパーで食品を選ぶときに、食品の裏面を小まめに確認する人であれば、もしかしたらベーキングパウダーと表示されているだけで、膨張剤として使われているものとして判断がつくかもしれません。



しかし、その記載がBPとしか表示されていなかったとしたら?
添加物に関する知識がなければ、それが膨張剤だと判断することは難しくなります。
何故なら、普通の人は添加物の表示のルールなんて知らない人がほとんどだからです。
そしてこのような、普通の人には見分けがつかない表示はたくさんあります。
それがph調整剤、イーストフード、ガムベースなどと記載されていることです。
このように一括名で表示できる例外添加物は膨大にあるわけです。
原則としてすべての食品添加物は“物質名”で表示されるように決まっているわけですが、これはあくまでも原則であって“絶対的な決まり”ではありません。
さらに、これらの物質は加工された清涼飲料水にも添加されています。
その清涼飲料水を飲むことの何がいけないのかと、あなたは思っているかもしれません・・・・・
しかし、水以外の清涼飲料水は“ほぼすべてが水分の役割を果たす”ことができないのです。


余分な添加物や調整剤などが配合されている為、補給したとしても体のなかで、すぐさまそれらを処理する機能が働きます。
そうしなければ、身体は疲弊していき“最悪な事態では生命に関わる”かもしれないと体の組織たちは分かっているからです。
イメージしてみてください・・・・・
コーラーなどの炭酸飲料水を水の代わりに飲み続けて、健康な体になると思いますか?
世界でもっともコーラーが消費されているアメリカ人はどうなってるでしょうか。
今あなたがイメージしたことは、水分としての役割が果たされていないことを物語っているわけです。
同じようにこれは“過度の飲酒”にも当てはまります。
違いがあるとすれば、アルコールの方がより危険度が上がるということです。
これは体のなかで行う処理機能の負担の違いからくるものです。
飲みすぎて、朝目覚めたら喉がカラカラに乾いていた。真っ先に冷蔵庫の水に手を伸ばした・・・・・
そんな経験があなたにもありませんか?
このような事態は、アルコールが体のなかで分解されて起こる現象です。
つまり、アルコールを分解するには“体の60%をしめる水分を強奪する”のです。
そんな日が1ヶ月間に幾度もつづけば、体の水分は枯渇し頭皮はものの見事に乾燥してしまうと言っても過言ではありません。
さらに、水分は体の中の老廃物を排出する役割も担っているわけです。
ただし、水分補給として機能しないアルコールを過度に飲んでいれば、老廃物は体のなかで溜まった状態になります。
それでも体の組織は分解作業をしなければいけません。
そこで“体の水分を奪い”ます。
毎日の水よりアルコールの量が多ければ、そこから“負のループへ突入”するのです。
そのようなことになれば、頭皮の乾燥は目にみえて明らかです。
そこへ追い討ちをかけるように喫煙が加われば、頭皮の乾燥に拍車がかかります。
百害あって一利なしという格言がある通り、喫煙をすることによって得られるメリットは少なくとも、体の観点からすると1ミリたりともありません。
それどころか、喫煙は“細胞のあらゆる働きを消滅”させ、体の機能全体を著しく低下させます。
頭皮のターンオーバーを正常に戻すことを考慮すると致命的なのです。
何故なら、頭皮の皮膚組織の状態は、細胞の活動能力や活性能力を原理としているからです。
さらに、毛細血管が縮小することで、本来なら運ばれるはずだった水分量が運ばれない事態になります。
体のなかに補給した水分は血流となり血管によって運ばれているからです。
つまり、血管とはストローと同じ役割をしているのです。ストローが細くなれば、必然と供給される水は減少されてしまいます。
これは毛細血管も全く同じなのです。
そしてただでさえ細い毛細血管が、さらに縮小すればその行き着く先は、頭皮への水分不足、ターンオーバーの乱れ、頭皮の乾燥に繋がるわけです。
もし、あなたの頭皮が乾燥しているのなら、それはほぼ間違いなく体の水分不足によるものです。
だからこそ、余分なものが一切入っていない水分を補給しつつ、“頭皮への保水、保湿というアプローチがきわめて有効”なのです。


シャンプーのしすぎの危険なとろは、皮脂の常在菌を死滅させるだけでなく、皮膚のなかでも経皮吸収率が高いところです。
次の数字は、前腕の腕の内側の経皮吸収率を1とした時の倍率です。
0.83倍、3.5倍、42倍。
この数字の場所は、手のひら0.83、頭皮3.5、性器42とこのようなところです。
つまり、二の腕の内側を1とするなら“頭皮はその3.5倍”も経皮吸収率が優れているということです。
その結果は、化学物質を3.5倍も吸収することを意味しているわけです。
さらにその効果は入浴中に発揮されるのです。入浴中は体が温まるため皮膚の温度があがります。
その為、頭皮の毛穴は全開に開いてしまうわけです。
そしてシャンプーの化学物質には、皮膚の温度が高いほど浸透しやすくなるとう性質があります。
実際に、温度が10度から37度に上昇すると吸収率は10倍もアップすると言われています。
もし、あなたが髪を染めるブリーチをした経験があるのであれば、待っている時間に、なんともいえない化学物質独特のニオイを嗅いだことがあるのではないでしょうか。
その鼻に刺さるようなニオイは、化学物質が頭皮へ与える悪影響の強烈さを示しているのです。
そして“頭皮は3.5倍で脅威的な経皮吸収率”ができてしまいます。
その吸収された化学物質は毛細血管に取り込まれたあと、次第に太い血管に入り、血流によって身体すべてに循環します。
もしも、お腹に赤ちゃんがいたとしたら・・・・・
あなたならどう思いますか?
シャンプーは決して侮ることはできない物なのです。
とは言え、その異変はすぐに体に現れるわけでもありません。
何故なら、体の組織は体内に侵入した異物の処理に優れているからです。
その機能のおかげで、体の表面に現れるのに時間がかかることがあります。
それが、数日で妙にフケが増えたり、頭皮の湿疹が異常にでたり、頭皮の乾燥や激しい痒みが続いたりとする体質の変化です。
もし、あなたが季節の影響を受けやすいのであれば、そのような体質の変化はさらに悪化すると言っても過言ではありません。
何故なら、皮膚にとっての天敵は紫外線なのです。
日光を長時間浴びることによってできるシミ、シワ、たるみ、皮膚ガンは主に紫外線を浴びることによって生じる皮脂の酸化からくるものです。
言うまでもなく、頭皮も皮膚ですから帽子を被らず紫外線に長時間さらされていれば、頭皮の皮脂は酸化します。
それが原因となりフケを増加させてしまう恐れがあるのです。
そのようなことになれば、薄くて細かいフケが肩にパラパラと落ちる、髪をかき上げるだけでパラパラ落ちるということが起こります。
何故なら、あまりにも頭皮が乾燥しきってカサカサになっているからです。
そしてこれが、乾燥フケの特徴なのです。
実は、頭皮の乱れによって起こるフケは2種類あります。そのもう一つは脂性フケです。
乾燥フケとはことなり、脂性フケの特徴はフケが大きな固まりになっており、髪の根元にべったりと付着していることです。
つまり、頭皮がべたついている傾向が強いなら脂性フケの可能性があるわけです。
その場合は、脂性肌の頭皮でお伝えしている内容が有効になってきます。


ただし、頭皮にべたっとした脂っぽいフケが異常に多くみられる場合は、脂漏性皮膚炎かもしれません。
そんな時は迷わずに皮膚科に行ってください。
このようにフケの対策は乾燥か菌かで変わってくるのです。
だからこそ、頭皮の乾燥には、保水や保湿のアプローチが重要になります。
なぜなら、体全体の水分量が足りていないことによって、頭皮の組織が機能不全を起こし、皮脂が分泌できないほど不足して潤いが保てずフケ、かゆみが悪化していくからです。
もし、頭皮が乾燥しているのも関わらず、そのまま放置すれば動くたび鏡を見るたびに、白いフケがパラパラ落ちるのが目に写るようになるかもしれません。
それだけではなく、頭皮が湿疹し分け目の部分から赤みがかった皮膚が見えるようになるかもしれないのです。
もし、今あなたが乾燥していると思うのであれば、頭皮の角層の状態を整えることを意識した頭皮ケアを今すぐに始めてください。
知っておきたい保湿成分と頭皮ケア成分
- セリン
- パリン
- ロイシン
- グリシン
- アルギニン
- ヒスチジン
- スレオニン
- グリセリン
- グルタミン酸
- アスパラギン酸
- ヒアルロン酸Na
- 水溶性コラーゲン
- 加水分解コラーゲン
- 加水分解ヒアルロン酸
- ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
タンパク質加水分解物= Polypeptide(PPT)
- シルクPPT=加水分解シルク
- ケラチンPPT=加水分解ケラチン
- パールPPT=加水分解コンキオリン
- コラーゲンPPT=加水分解コラーゲン
- ダイズPPT=加水分解ダイズタンパク
- ミルクPPT=加水分解カゼイン(牛乳)または加水分解乳タンパク
まとめ
現在ではあまりにもシャンプーの種類が多すぎます。そしてその種類はこれからも膨大に増えていきます。
だからこそ、シャンプー選びで迷わない本当の方法をお伝えしてきました。
シャンプーを迷わず正しく選ぶために間違ってはいけないことが“おすすめ、人気、話題性だけで決して選んではいけない”ということです。
僕も、過去におすすめと言われている物、話題がある物をたくさん使ってきました。
スマホを開き検索をかければ、すぐにどんな物が人気があるのか?
おすすめなのか?を知ることができます。
しかし、それを鵜呑みして使ってしまうと後悔することもあるのです。
僕も後悔したことは数え切れないほどあります。それほど現在ではシャンプーの種類が多いのです。
だからこそ、今回の内容ではシャンプーランキングサイトなどで、正しく選び抜く方法を事細かくお伝えしてきたのです。
ここまで本質をついているものはないと思います。
それは僕が長年いろんなサイトを見てきた結果、こんな記事があれば迷わないなと強く思ったからです。
ぜひ、今回の内容を参考にしてください。
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