糖質エネルギーから脂質エネルギーにシフトする3つの方法
1)・3日間完全に食事を断ち切る 2)・糖質を摂らない食事をする 3)・体に良い油を摂りながら食事し、ファスティングをとり入れる と、このように3パターンほどあります。 最短で脂質体質にシフトするには、1番ですが、相当な決意がないとできないし、あまりにも非現実的だと思います。 仮に1番をやるとするなら、外部からしか鍵を開けることができない密閉された部屋にでも、籠らないと無理だと思います。 それだけ、今の日本で丸3日間何も食事を摂らないことは難しいことだと僕は思っています。生活が危機的状況にあるとか、そうなる可能性があるということなら話は別ですが… もちろん、自分にならできるという方はチャレンジしてみてください。 一度僕は1番に挑戦したこともあるのですが、1日でギブアップしました。2番は、これもこれで僕は難しいなと思っています。 そもそも、男性なら食事のメニューを考えることが難しいですし、いちいち糖が多く含まれる食品を分析しなくてはいけません。 たとえば、 ・ご飯 ・パン ・そば ・うどん ・小麦粉 ・コーンフレーク ・ビーフン と、このあたりは意外と有名なのでご存知の方もいるかもしれませんが、実は芋類や野菜類にも糖が多く含まれている食品があります。 たとえば芋類は、 ・さつまいも ・じゃがいも ・山芋 ・さといも ・大根 野菜類は、 ・かぼちゃ ・レンコン ・トウモロコシ ・そらまめ などがあります。ここに挙げたのはあくまでも一例で実際にはもっと種類があります。 それに、現代の野菜は品種改良がされているのもが多いので実際かなりの糖質が含まれています。 専属の管理栄養士でもいない限り非常に厳しいと思いますし、「糖質エネルギー優位の歴史とメカニズム」の記事でも紹介した通り、僕らは無意識に糖質中毒世界の犠牲者になっています。 それに糖質を摂らない食事をするという前提は僕ら日本人特有の概念だと認識してくださいね。 これは普段からあまりにも、僕らは糖質を摂りすぎている生活をしてしまっています。 ・出勤前に微糖コーヒーを飲んでいる ・白い粉(砂糖)を使ったパンを食べている ・大量に砂糖が使われたエナジードリンクを飲んでいる 食材以外からも必要以上に糖質を取っている状況だからこの「糖質を摂らない食事」をするという方法が必要になってくるんです。 が…本来、人にとって糖質というものは重要なものでもあり必要不可欠なものでもあります。 そこで、1、2は現実的ではないため、僕は3をオススメしています。 このパターン3が僕ら日本人に合った方法だと僕は強く思っています。それは、糖質エネルギー優位の歴史とメカニズムの記事で紹介しましたね? もし、忘れてしまったという方は、記事を読み返してみてくださいね。 なぜパターン3は油が関係してくるの?ファスティングってなんなの?と、このようなことですね。 油についての結論を言ってしまうと、「良質な油」を摂取することで、縄文時代に引き継いだDNAを目覚めさせることができ細胞を活性化させることができるからです。 そして、ファスティングは簡単にいうとプチ断食です。このプチ断食をとり入れることで、より効率よく体質をシフトできることが可能になります。 期間を決め、ある程度継続する必要性が出てきますが、丸3日間断食することを思えば、こちらの方が取り入れやすいはずです。 実際、僕もこの方法を取り入れたことでストレスを感じることなくスムーズに体質を替えることに成功しました。 では、3)での方法について紹介していきます。 パターン3は、食事もできますし、ストイックな断食をする必要もありません。 が… 良質な油とファスティングさえしていれば、体質が替わるのかというと、そういうわけでもないんですね。 しっかりと抑えておくべきところは、抑えておかなくてはいけません。 それが「糖質の摂取量」になります。 ここの部分を疎かにしてしまうと、いくらパターン3の方法を使ったとしても、体質を替えることは不可能です。 それでは、なぜ?糖質の摂取量が関係してくるのかを踏まえて解説していきます。 体内のメインエネルギーがまだ糖質で活動しているので、体質を脂質エネルギー型にするには、ある一定期間は糖質の摂取量を50~60gm以下に抑える必要がある その期間・・・1週間 体内では、エネルギーとして替わり、使われる順番があります。 1:糖質→2:脂質→3:タンパク質 この順番は変わることありません。これはブドウ糖が原因で、僕らは生命を維持するためには、ブドウ糖が絶対に欠かせません。 ブドウ糖は「糖質」からでしかつくることができません。そのため、糖質が真っ先に使われます。 人は甘い食品を好むのもそれが理由です。 僕らのカラダは生命維持をするために、糖は必要不可欠なものと、遺伝子に刻み込まれているわけなんですが… 皮肉なことに、糖を食べ過ぎると、あらゆる問題を抱えてしまうという矛盾が存在しています。 そして、糖質中毒世界の創造がいかにして、巧妙に計算され造られたのか、これであなたも、もう気づいたはずです。 そうです。 人の欲求を遺伝子レベルまでおとして計算されているんですね。だから、糖質中毒になってしまい、脳はそれを快楽だと認識してしまいます。 脳がそのような状態になってしまうと、今度はそこから抜け出すこと自体が難しくなってしまいます。 この状態が糖質中毒症状と言われているものです。 これも、しっかりと遺伝子に刻み込まれていることは事実です。 そこで本来なら、生きるために必要なブドウ糖ができれば、脂質エネルギーに切り替わりますが… 糖質中毒世界に住んでいる、僕らはそう簡単には切り替わりません。なぜなら人は、食べ物が摂取できない状態に陥った としても、ある程度の期間、水さえ飲んでいれば生きることができるように、「体に栄養を蓄えておける貯蔵機能を持っているから」です。 たとえば、僕らの大昔の祖先たちは、狩りをして食材を手に入れていましたが、毎日食べ物にありつけるとは限りません。 そこで貴重な糖質をいざという時に備えて、蓄えておくことができるようになっています。 この貯蔵機能は、余った糖を2段階で蓄えて置くことができます。 1段階目は、グリコーゲン 2段階目は、中性脂肪 ※どちらも、ブドウ糖が体内で余ったものです。 つまり、脂質体質に替える為には、一度、体内で余っている、グリコーゲン、中性脂肪をエネルギーとして使い切ることが絶対条件です。使い切った結果、脂質メインエネルギー体質に切り替わります。 どうだったでしょうか?本来、人は脂質がメインエネルギーなんですが、知らぬ間に糖質メインエネルギーに替わってしまっているんですね。 脂質型に替えるだけで、今まで思うように改善しなかった髪に変化が感じられます。ぜひ、この機会にチャレンジしてみてください。 それでは、次回の記事では、<脂質エネルギーへ、シフトするために用意するものと、やるべこと>を紹介しますね。
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そこで、あなたも気になっていると想います。体に良い油を摂りながら食事しファスティングをとりいれて改善する方法
約1週間、糖質摂取制限をする必要性