薄毛で人格は変わる

プロローグ

今になって言えることだが、他人はそれほど人の髪なんて見ていないし、気にしてもいないのだ。

 

これは、僕自身が薄毛というコンプレックスを乗り越えたからこそ、いえる真実でもあるが、AGAを発症した頃は、こんな考えができるほど自分の感情を理解する余裕は微塵もなかった。

 

僕が、薄毛と向き合ってから7年以上の月日が経ちますが、薄毛を改善してからは、まるでウソのように、環境が一変したことを今でもハッキリと覚えている。来る日も来る日も、薄毛で悩んでいた日常から解放され、悩むという概念は一切なくなっていた。

 

僕は、名医でも、クリニックの院長でもない。
薄毛という悩みを抱えていた「ただの、凡人」だ。
薄毛で悩んでいた当時は、なぜ僕が薄毛にならなくちゃいけないのか。

 

と自分の境遇を酷く呪ったし自尊心はみるみる失われ、自分を肯定することなどまるでできなかった。

 

だが、今は180度考え方は違うと言い切れる。

 

薄毛と向き合うという境遇は今も変わらないけど、自尊心が失われることはなく、羞恥心の塊があるわけでもなく、自分を肯定できないというわけでもない。まさに、その逆で髪の毛はいつでも生やせるんだというぐらいの、圧倒的な自信を持つことができるようになった。

 

もし、あの頃、薄毛という現実に向き合わず、薄毛改善を諦めていたら、今の僕はいなかったし、薄毛という悩みを抱えている人の感情は絶対にわからなかっただろう。

 

タイトルでも紹介しているように薄毛で人格は変わる。僕は真理だと思っている。ただ、良い方向にも悪い方向にも変わってしまうということである。

 

あまり、言及するつもりはないがSNSなどはある意味、写鏡で虚像にもなり得るものだ。ある程度、どんな人なのかイメージができてしまうことも現代の副産物なのだろう。


薄毛という悩みの深い分野なら尚更のことである。

 

僕が、薄毛という悩み対して、真剣に向き合うことができるようになったのは、ある人物との出会いだった。

 

この日が、すべての始まりだった・・・

 

鉄板焼き屋の常連客だった僕は、カウンター越しにいる男性と話をしていた。
会話の流れで、スマホで撮影した風景写真を見せることになり、男性にスマホを渡すことになった。

 

では「続きの写真はどっちにスライドしたらいいのですか?」と男性に聞かれたので、僕は「右にスライドしてください」と答えた。
男性はスッスッと親指動かし「いい写真ですね」といいスマホを返してくれた。

 

活気づいていた店の中も、深夜0時を回れば自然と客足は遠のいていく。
あと一杯飲んだら帰ろうと決め、ハイボールを注文したときだった。
グラスを受けとった男性がカウンター越しに、小声で「しげ君、もしかして、薄毛で悩んでいるのですか?」と尋ねてきた。

 

えっ!どうしてそれを・・・

 

と戸惑いながらも僕は正直に答えた。

 

「悩んでいるというよりも、薄毛で悩んでいる人へ何かできないか考えているところなんだ」

 

と伝えると「実は僕、薄毛で悩んでいるんです」と告白されたのである。
男性は、シャーロックホームズ風的な帽子を被っていたのだが完全にファッションだと思っていた。


だが、冷静に考えれば帽子が相棒になることは薄毛あるあるだ。
少し気付くのが遅れた、酒というものは怖いものである。

 

男性にどのタイミングで、僕が薄毛だったことを知ったのかを聞くと、スマホを渡した時に操作を誤り左にスライドしてしまっていたらしい。


その瞬間、以前スマホで撮影した、僕の頭頂部の薄毛写真を見てしまったわけだ。


少し、迂闊だったなと思いながらも薄毛改善について話を進めた。

 

幸い男性は、AGAクリニック経験者だったということで、スムーズに会話ができトントン拍子に話が進み男性は「その方法やります」と言った。
こうして連絡先を交換することとなった。方法と言っても何も難しいことではない。

 

信頼できる個人輸入サイトを教えてあげることと体質改善を取り入れるだけのことである。

 

ゆえに、誰にでもできることである。

 

もちろん、クリニックで治療を継続できるなら、それが理想だとは思うが、事情により継続できないという人達がいるのも現実だ。
という理由もあり、僕は個人輸入での薄毛改善は全然ありだと思う。

 

悩みを通して男性と親しくなってからは、音楽活動を積極的にしていたが薄毛の悩みを抱えてからは、しばらく活動から離れていることを打ち明けてくれることもあった。

 

アーティストとして活動していく中で、私にとって薄毛は致命的だ・・・

 

と男性が僕に伝えたことである。
当時、相談を乗るうえで、本当に生えてくるのかがわからないので、不安でたまらない、という率直な意見を貰うこともあった。


その気持ちには、共感できたし不安がないと言えばウソになるだろう。
僕も、最初は不安だらけだったのだ。

 

しかし、数ヶ月後、笑顔で一言「ありがとう」と言われたことを、昨日の出来事のようにハッキリと覚えている。その時、男性が魅せた表情は、僕にとって最高の笑顔となった。

※本人の承諾許可済み

この実話が、あるから「あなたも生えます」というつもりはない。ただ、それでも薄毛というコンプレックスと真摯に向き合うことで必ず何かが変わると思う。

 

悩んで立ち止まっていた時間は必ず動きだすし、まだまだ、やれることが残されているかもしれない。もし今、薄毛で悩んでどうしたらいいのか分からないとしたら、僕の経験が少しでもあなたに役立つことを願っている。

 

27歳でハゲに直面

僕は、ひたすら悩むことしかできなかった・・・

 

来る日も来る日も悩み続け、次第に自分という存在が大嫌いになった。

 

職場では常に、頭頂部やM字の部分を気にする日々、後ろに人が立つと薄毛の部分を見られているのではないかという疑心暗鬼に陥り、職場で仕事をすることが憂鬱になっていた。

 

皮肉なことに、職場では誰一人として薄毛になっている人はいなかった。

 

これほど辛いものはない僕はまだ27歳だ……

 

薄毛の人がいないという環境下が、余計に自尊心を傷つけてしまっていたことは明らかだった。

現代の宝具

不幸中の幸いという言葉をかりるなら、薄毛の人が一人もいないとう環境下が、本気で「薄毛を改善したい」という衝動へと駆り立てた。

 

僕はまだ27歳、まだまだ、髪がなくては本当に困る。

 

それに、現代社会を象徴する最高の宝具があるじゃないか、いつも右手で操作していて、知らない世界を教えてくれるものがコイツを使うしかない。
これを、きっかけに真の意味で、スマホの驚異的な恐ろしさを良くも悪くも知ることになる。

 

まず、最初に検索したことは、育毛剤関連だ。

 

職場では、画面を見られないように体の角度を調整しながら、視線の違和感をいち早く察知するため、五感を研ぎ澄ませながら検索をかさねた。休みの日は、常に検索を繰り返した。

 

そして、僕が出した結論は、育毛剤で生えるということだった。

 

いろいろと調べた結果、チャップ○ップにたどり着き購入を決意する。決めてとなったのは、モンドセレクションNO1、育毛剤の売り上げNO1、人気調査NO1などという実績が非常に多かったからだ。

 

これだけ、社会的信用がある育毛剤なら、間違いなく生えるだろうという期待を膨らませ、チャップ○ップ公式ページにアクセスし育毛剤を購入した。

 

僕に迷いは一切なかった。

 

それに今なら、育毛サプリもセットだと掲載しているし、効果がなかったら返金保証もあるという。さすが、NO1を総取りしている育毛剤だなと感心したほどだ。

 

数日後、家のインターホンがなる。

 

「宅急便です」

「はい、今行きます」

 

テーブルから財布を持ち、リビングに掛けてある帽子を忘れず手に取り、深くかぶる。そして、支払いを済ませ長方形の箱を受け取り、リビングへ向かいソファに腰をおろし中身を取り出した。

 

意外と小さい……
量が少ない物だなと思いながらも、説明書を読み終える。重要なことは、朝晩育毛剤を使用し、サプリを毎日2錠飲むこと。それを、3ヶ月から6ヶ月間継続するという内容だった。

 

率直に、長い期間だなと思ったがそれで髪が生えるのなら背に腹はかえられない。その期間頑張れば、これまで悩まされ続けてきた髪の問題から解放されるのだ。

 

期待を膨らませ取り組むこと3ヶ月、何も変化は感じられない。僕は楽観的だった。まだ、使用してたったの3ヶ月だ、変化がなくても心配する必要はない。

 

説明書には、3ヶ月から6ヶ月間使用してくださいと記載してたじゃないか。
もうちょっと、継続するれば変化があるはずだと信じていた。

 

4ヶ月後、何も変化は感じられない……

5ヶ月後、同じく何も変化は感じられない……

 

さすがに、何かがおかしいと疑念を抱くようになる。

 

それに、注意深くM字の部分を鏡で観察してみると5ヶ月前より、薄くなったよう気がする。それまで、育毛剤に微塵の疑いすらなかった僕は、再びスマホで検索をはじめた。

 

キーワードは「育毛剤効果ない」などだ。

 

すると驚くことに、育毛剤を使用しても効果がなかったブログや体験談が目につく。その中には、僕が購入したチャップ○ップについてのブログもある。

 

怪しい…怪しすぎる……

 

いろいろと調べるいくと僕は、アフェリサイトと言われる商品を紹介するサイトや、育毛剤の広告ページばかりみていたのだ。これらの末恐ろしいところは、どんな薄毛の症状にも効果が感じられますよ、と匂わせていることである。

 

調べていく中で、そのような雰囲気を作りだす、テクニックやスキルが乱用されていることを突き止める。

 

育毛剤自体に効果効能が全くないとは思わないが、薄毛の症状と向き合いながら選ぶことが非常に大事だなと痛感させられた。

 

新たな出発

ふざけるな、効果がないだと……

 

一生懸命働いて稼いだお金で、いつ生えてくるからもわからない育毛剤に毎月数千円も使っていたのか。一瞬、虚しさに襲われたが、次第に怒りに変わる。この日を境に、育毛剤を使わなくなった。何より裏切られたという感情が胸に焼きついた。

 

それからというもの、どうせ何をやっても薄毛は改善されないし、やるだけ無駄だと自分自身に言い訳したり、何故、僕が27歳でハゲなければいけないんだと、ハゲたことの境遇を恨んだり、同じ歳ぐらいの男性で髪がフサフサな人を見かければ、悩まなくていいんだから良いよなと嫉妬していた。

 

皮肉なことに、そのような感情をいだいていると気づかないうちに陰鬱な雰囲気を漂わせてしまうのだろう。

 

そして、家族で夕食を食べている時に事件は起きる。
僕の、態度に痺れを切らした妹が、火山が噴火するがの如く言った。

 

「てか、お兄さ~、いい加減、悩んでますアピールやめてくれやん?」

「夕食の雰囲気が悪くなるしご飯がまずくなるわ」

「だいたい、ハゲたぐらいで何さ、ハゲたぐらいで」

 

うすオレ
「おい、今なんて言った?」

 

「いい加減、悩んでますアピールやめてくれやんって言ったんさ」

 

うすオレ
「そこじゃねぇ、ハゲたぐらいでって所だ」

 

「あっ、そこね!本当のことやん」

「別に、死ぬわけでもないんやし」

 

僕は怒りを抑えることができなかった。

 

うすオレ
「ふざけんじゃねぇ、お前に何がわかんだよ、この歳でハゲになるってことがどれだけ辛いことなのか、お前には、わからねぇだろ」

 

「わかるわけないやん。うちはフサフサなんやから」

「それに、育毛剤買ったの自分やん、生えへんからといって家の中の雰囲気悪くするのやめてくれやん」

 

僕は、黙り込んでしまった。確かに、妹の言う通り育毛剤を買ったのは僕だ。
夕食を食べ終え部屋に戻ってからは、しばらくさっきの出来事を思い返していた。

 

なんだよ、うちはフサフサなんやからって。

あー、ムカつく・・・

 

でも、妹がいうことは筋が通っている。確かに、家の雰囲気を悪くしてしまっていたのは良くなかった。僕は、スマホをポケットから取り出し、この日を境に、もう一度情報収集をすることを決意した。

 

今回は、徹底的にやってやる。

 

2週間ほど色々と調べた結果、ある一つの推論にたどりついた。どうやら、僕のハゲ方はAGA(男性型脱毛症)という症状の傾向にあるらしい。参考になるサイトやブログを見る限り、確かに症状が酷似している。

 

そして、この症状を改善させるには、AGAクリニックに通うことを推奨していた。


早速、AGAクリニック、薄毛治療、若ハゲなどで検索をした結果、いろいろな治療法があることがわかった。

 

投薬治療、増毛治療、植毛治療などだ。問題は、どの治療法を選ぶかである。
いろいろと思考したうえで、僕は投薬治療をしてみようと思った。

 

他の二つを避けた理由はこうだ。増毛治療は比較的育毛サロンページが紹介していた。

 

一度、育毛剤で期待を裏切られている僕にとって「育毛」という単語は生理的に受け付けなかった。それに、育毛サロンでは医療治療ができないことを事前に調べた結果でわかっていた。

 

「騙されてたまるか・・・」

 

本心だった。

 

植毛治療については、株を手術して移植することに抵抗があったのと、単純にコストがバカ高いことである。治療するとなると数十万~数百万単位でお金が吹っ飛ぶ。今の僕には無理ゲーだ。

 

投薬治療なら、月に数万円程度で済ませることができる。ゆえに、投薬治療を選ぶことになるのだが、全く不安がなかったわけではない。

 

うすオレ
「服用することで、体に異常が起こらないか?」

「本当に服用しても大丈夫なのか?」

「副作用がでる場合もあると掲載していたが、どんな副作用なのだろう?」

 

と不安を抱える反面、治療しなければ改善はされないし、何より今の薄毛の状況を変えたいんだという葛藤を繰り返していた。

 

人間の本能ともいうべきか、未知の薬を飲もうとすることは、すくなからず抵抗を感じる。

 

それに、もう一つ乗り越えなければいけない壁がある。どこのAGAクリニックで治療を始めるかだ。

 

できれば、近場いいのだが調べてみる限り、僕の住む県内にはAGA専門クリニックは存在しなかった。専門クリニックじゃなければ一応、投薬治療ができる所はあるにはあるのだが、限定的な投薬治療しかできない。

 

皮膚科で治療するパターンがそれにあたる。治療をするなら中途半端にはしたくなかった。

 

となると、お隣の愛知県まで通うことになりそうだ。いろいろと悩んだ末、湘南美容外科に通うことを決めた。

 

全国的にも比較的店舗数が多いし、治療費、駅から徒歩10分県内、どれも魅力的に感じた。

 

ただ、通勤時間のことを考えると少々億劫になってしまう。何しろ、片道1時間30分もかかるのだ。行末は、前途多難だと思いながらもスマホの照明を切る。

 

しばらく物思いにふけていると下から妹の声がした。

 

「お兄〜ご飯やで~」

「早よ降りてこいよ」

 

返事を返さず無言でリビングに向かう。

席についた瞬間、

 

「てかさ~、人が呼んでのに返事ぐらいしたらどうなん?」

「何様なん?」

 

うすオレ
「相変わらずムカつく野郎だなぁ」

 

と思いながらも、ごめんごめんとここは素直に謝っておく。

すると、何かを見透かしたように妹が言う。

 

「どうせ、またハゲのことで悩んで検索でもしてたんやろ」

 

と聞かれた。

本当に兄弟とは末恐ろしいものだ。

隠しているつもりでも見抜かれてしまうのだから…

 

うすオレ
「あ~、そうや」

 

「やっぱりな。で、何かいい方法でも見つかったん?

 

おや、2週間前はあんなことを言っていたのに気にかけてくれているのか。

 

冷静に考えてみれば、昔から妹の性格は言いたいことはハッキリ言うし、僕に対しては非常に気が強いタイプだが、色々と相談ができる心強い味方の1人でもある。

 

ゆえに、今考えていることを話てみた。

 

「通勤に1時間30分かかるがなんなん?悩んでいるんやったら行くしかないやろ」

 

と、まぁ返答は概ね想像していた通りだが、一つだけ心配された。

 

「その薬、本当に大丈夫なん?」

 

絶対に、安全なものだとは言い切ることができなかったので、一度AGAクリニックの医師の話を聞いてみると言うことで、その場は納得してもらった。

 

数日後、僕は無料カウンセリングの予約をとった。

 

待合室と女医

僕は、名古屋の改札口のホームに立っていた。

 

ここを出ればいよいよ戦いがはじまる。

 

ぜってぇ~、薄毛を改善してやると気持ちが昂っていたが、改札口を行き交う人たちは、あたりまだが僕が薄毛で悩んでいることなど知りもしない。

 

ちょっと、そんな所に突っ立っていたら邪魔じゃないという視線を感じた気がしたので、早々にその場を立ち去ることにした。

 

Googleマップを開き歩くこと15分程度で目的のビルについた。湘南美容外科はビルの7階か、確認しエレベーターに乗る。エレベーターのドアが開き少し歩くと、自動ドアがあらわれたので、開くのを待ってから中に入った。

 

その瞬間…

 

うすオレ
「ちょっと待ってくれよ」

「マジで!本当かよ!女性しかいない……」

 

と心の中で嘆く。

 

男性は、僕一人であり完全にアウェーの場所に来てしまったなと思いつつも、今更引き返すわけにはいかない。受付を済まし、15人程が待つソファーに腰を下ろした。

 

待っている間は、スマホがあるおかげで視線の置き場に困らなくて本当に助かった。スマホがなければ視線の置き場に困っていたことだろう。

 

目の前には、大画面のテレビがあるものの女の人が、美容についていろいろと解説している内容であったため、見ることが心持ち恥ずかしかった。

 

それに、美を追求したり、コンプレックスを克服するというような専門クリニックは初めての経験であり、これまでに、そのような会話をする女の子の知り合いもいなければ、そういう世界にいる人たちと出逢うことすらなかったんだから、緊張もするというものだ。

 

と、いうことを考えならがら待合室で待っていると名前が呼ばれた。
では、こちらの診察にお入りくださいと言われ扉を開け診察に入る。

 

うすオレ
その瞬間、目の前に座っていたのは女性の医師だった。

 

正直、この時ばかりは本当に帰りたいと思った。僕の想像では、てっきり男性医師が診察するものだと思いこんでいた。

 

広告ページでは男性医師が紹介されていたし、男のコンプレックスは男性医師の方が共感しやすいはずだし、薄毛の悩みは比較的、男性が多いはずだから、診察する医師は男性であろうと主観に基づいて推し量っていたのだ。

 

それに、薄毛の悩みを抱えている人なら理解できる感情だと思うのだが、この悩みを抱えてしまうと、同性からの視線も気になるが、それ以上に異性からの視線がきになると言っても過言ではないだろう。

 

ましてや、薄毛の悩みを抱えた初期段階なら尚更のことである。

 

ゆえに、視線防止策として何かしらの対策をとる人は多いはずだ。たとえば、帽子を被るとかだ。

 

僕にとっても、対策は必須だった為、常に帽子は必要必需品となって外出するときは手放せない存在になっていたし、人前で帽子をとるという行為は持っての他だった。

 

特に女性の前では・・・

 

しかし、ここでやっぱり帰りますとは言えない。そんなことを、言ってしまえば女医の行為に対して、家の中を土足で歩き回っているようなものである。

 

わざわざ、僕のために貴重な時間をさいてくれているのだ。よろしくお願いしますと言い無料カウンセリングを受けた。

 

診察は15分程度で終わる。

 

薄毛の状態を見せ、AGAの症状だとつげられ、あとは治療法についてと治療の流れを説明されただけだった。

 

さすがに、慣れている。

 

よくよく、考えてみれば薄毛で悩む人を何人も診察してきているのだから、薄毛の人に対する免疫力はそれ相応にあるに決まっている。帽子を取った姿がどうであろうと女医には、さほど関係ないことなのかもしれないと思った。

 

僕も、ほとんど質問しなかった。

 

事前に、治療法を決めていたことと、ある程度どうのような副作用があるのかを調べていたからだ。スマホ様様だ。

 

とはいえ、AGAの症状だと告げられた時はショックを隠せなかった。心のどこかではAGAと言わないでほしいと願っていたのだ。

 

理由は「進行性」だということにある。

 

進行性の何が問題なのかというと、たとえ、薄毛治療をはじめたとしても、現代の医学では完治させることはできない。

 

つまり、薄毛の進行を完全に止めることはできないということである。

 

僕が、やろうとしている投薬治療も、薄毛の進行を遅らせることはできても完全に止めることはできない。ということは、必然的に薄毛の症状と一生向き合っていかなければいけないと、いうことになる。

 

僕の、願いは虚しく吹っ飛び女医の一言でそれが現実のものとなった。

 

では、これで無料カウンセリングは終わりになりますけど、このあと引き続き肝機能の検査の採血を受けていきますか?と女医が訪ねる。

 

僕は、迷わず決断する。重要なことを忘れるわけにはいかない、AGAは進行性なのだ。

 

ゆえに、治療が早ければ早いほど薄毛の進行を抑えることがきる。

 

女医が、診察すると言う想定外のことがあったとはいえ、薄毛の原因を知ることができ、それに対するアプローチの方法がわかったとなれば、後はスピード勝負だ。

 

頭皮や身体の違和感

カウンセリングを受けた時、女医の説明によれば、AGA治療薬を服用したとしても、2週間や3週間で髪が生えてくるわけではないとのことだった。最低でも3ヶ月間は服用しならがら経過観察をする必要があるという。

 

どうやらこれは、髪の構造に関係しているらしい。髪が作られるプロセスにおいて、成長期、退行期、休止期と3段階のスッテプがありこれをヘアサイクルの仕組みといいます。

 

と女医は言っていた。

 

また、AGAの人はこのヘアサイクルが乱れていることで髪が成長しないまま抜け落ち、頭皮の地肌が目立っています。

 

ですから、AGA治療薬を使って乱れたヘアサイクルを正常に戻すことで、今の状態よりも薄毛を改善することができます。ただ、最低でも3ヶ月~6ヶ月間は継続する必要があります。

 

という内容だった。

 

AGA治療薬を服用して3週間が経つ。そう、頭では理解している……理解はしているのだ。3週間程度では、なにも変化しないということを……

 

だが、目に見えて変化を感じることができないと、どうしても不安になる。それに、AGA治療薬が最善の治療だとはいえ、月に数万円もするし毎月出費することを考えたら決して安くはない金額でもある。

 

それゆえに、

 

うすオレ
改善しなかったらどうしよう・・・

もし、ダメだったらどうしよう・・・

 

という感情を払拭することはできなかった。

 

受診日2回目

 

その後、体調の方はどうですか?副作用の症状は現れていませんか?と女医が言う。

 

僕は、今のところ大丈夫ですと返事を返した。

 

では、頭皮の状態を確認しますねと女医が言う。

 

頭皮に赤みも感じられませんし、初期脱毛の症状もあらわれていませんね、このまま継続して様子をみましょう。

 

何か聞いておきたいことはありますか?と女医。

 

僕は、初期脱毛の症状について質問をした。

 

事前に、スマホでどういう症状なのかは調べてはいたが、ネットだけの情報だけだと、どうしても不安になってしまう。調べたことに対して医師のお墨付きがほしかったのだ。

 

女医は簡潔に説明してくれた。

 

初期脱毛とは、AGAの影響で乱れた髪の成長を正常にもどす時に起こるもので、個人差にもよりますが今の状態より頭皮の地肌が一時的に目立っだってしまう現象のことです。

 

あくまでも一時的なもので、治療薬の効果が効いているのであれば、成長しきれていない髪が抜け落ちた後に髪は再び生えてきます、と言った。

 

事前に、調べていた内容と女医の説明には、特に気になるほどの相違点はなかったので「ありがとうございます」といい診察室を後にした。

 

それにしても、本当に現代の宝具さまさまである。

 

ある程度内容を想定して、診察を受診するのと、しないのとでは気持ちの持ち方が変わってくるし、何よりスムーズに話を進めることができる。

 

だが、安易に情報を信用しすぎてもいけないだろう。

 

ネットの世界は、いろんな人が発信しているわけであって、その中にはもちろん粗悪なものやゴミ同然のようなものも存在する。

 

だからこそ、薄毛の悩みを生業としているプロの話を聞くことは重要だし、何よりプロでしかわからない領域もあるということだ。その象徴が白衣を纏う人達なのかもしれない……

 

そんなことを思った日だった。

 

受診日3回目

 

今日でAGA治療薬を服用して約60日になる。

 

僕は、ある不安を抱えいた。どうしてもクリニックで確認しておきたいことがある。

 

その理由は、身体に違和感を感じるようになり、症状が現れたからだ。

 

最初に、顔がむくみだし腫れている感覚がしてその数日後、動機を感じるようになった。

 

それに、頭皮にも赤身がでるようになったし息切れを起こすことが増えたような気もする。

 

もちろん、これらの症状が起こり得る可能性については、無料カウセリングの説明の時に受けていたし、事前にスマホで調べていたので、わかってはいたことだが、いざ体感してみると本当に大丈夫なのか?という不安を拭い去ることはできなかった。

 

ゆえに、このまま治療薬を継続してもいいのか?

 

そして、このような症状は本当に、一時的なものなのかということをクリニックで確認しておきたかったのだ。

 

男性医師は、内服薬のミノキシジルによる一時的な副作用の傾向によるものだと言う。

 

ミノキシジルは血圧に働きかける作用があり、それにより、むくみや動機という症状がでる場合があります。このまま、継続しつつ様子をみましょう。

 

もし、症状が頻繁に現れるようなら、ミノキシジルの服用をやめることで治るのでそれほど心配しなくていいですよと言った。

 

僕は質問した。

 

うすオレ
ミノキシジルの服用をやめることで、治るのはいいんですが髪を生やすことに影響はしないですか?

 

男性医師は言う。

 

「影響しますね」

 

正直、それほど心配しなくていいですよという発言はどいうニュアンスだったのだろうか…


ちょっと期待した僕がバカだった。

 

とはいえ、むくみや動機は一時的な症状によることが多く、最悪の場合ミノキシジルの服用をやめれば症状はでないということを確認できたことは安心につながった。

 

受診日4回目

 

今日で治療薬を服用して90日になる。

 

幸いなことに数日して顔のむくみの症状は治ってくれた。
けど、動機や息切れに関してはたまに現れているよう気もする……
気もするという曖昧な表現になってしまうことには理由がある。

 

それは、調べていく中で「プラセーボ効果」という言葉の存在を知ったからだ。プラセーボ効果とは簡単に説明すると「思い込みによる作用」というものだ。

 

つまり、思い込みによりその症状があたかも起こっているように感じてしまうことで、人間は意外にもこの思い込みによる効果というものを体感してしまう生きものらしいのだ。

 

そしてついに、髪の方にも変化があらわれた。頭頂部の地肌があきからかに目立つようになったのだ。

 

これは、前々回の診察の時に確認した初期脱毛によるものだと思っていいだろう。つまり、へサイクルが正常に戻るための症状である。

 

今日は、その確認も含めての診察になる。

 

女医が言う。

 

「前回の診察で、むくみや動機の症状があられたと聞いていますが、その後どうですか?」

 

うすオレ
「むくみは治りましたけど動機や息切れがたまにあらわれているような気もするのですが・・・」

 

と僕は言った。

 

女医が言う。

 

「たまにと言うことなら、副作用の可能性は低いと思います。」

「確か、職業は建設業でしたよね?ハードな労働はしていませんか?それに今は、冬と言うこともあり、血管の縮小も考えられます」

 

なるほど。と僕は納得できた。女医の解説は理屈が通っている。

 

では、頭皮の状態を確認したいので帽子をとってくださいと言われ、帽子をとる。

 

頭皮の状態を確認し終えた女医は、初期脱毛が起こっているといい、2~4週間ほどで目立っている部分が改善されると言った。これについても、事前にスマホで調べていたので想定内だった。

 

ただ、今後の治療方針をどうしていくかを問われた。

 

女医が言うには、体に異常がなく、このまま服用を続けた場合、AGA治療薬の効果を感じることができるのは約1年が頭打ちだと言う。

 

つまり、1年以降飲み続けたとしても持続的に髪が改善し続けるわけではないと言うことになる。

 

そこで、今後は体に異変が起きた場合と血液検査の時のみ診察し、それ以外は受付で薬を受け取ることもできるという。

 

少し考えてから僕は言った。

 

うすオレ
「では、その方向でお願いします」

 

正直なところ、待合室で待つ時間が少し面倒臭いなと思っていたこともあり、診察時間が短縮できることは僕にとっても好都合だった。通院に、1時間30分もかかる身としては少しでも時間をさきたかった。

 

髪が改善する現実

AGA治療を始めてから120日。

 

あきらかに、僕の髪は改善の傾向をたどっている。スマホで頭頂部の撮影をし何度確認しても、初期脱毛の症状で目立っていた頭皮の地肌は黒い面積で覆われている。

 

それに、僕以外の人の目から見ても改善への傾向はあきらかだったみたいだ。

 

小学生の姪っ子2人が僕の部屋に遊びに来た時の出来事だ。

 

姪っ子
「しげちゃん何してるの?」

 

うすオレ
「別に、何もしてないよ」

 

姪っ子
「じゃ、今から外で遊ぼうよ」

 

うすオレ
「別にいいけど、一つだけ優香と愛香にお願いあるんだけど」

 

姪っ子
「何~?」

 

うすオレ
「ちょっと、しげちゃんの頭皮から髪が生えてきているか確認してほしいんだけど」

 

姪っ子
「うん、いいよ」

 

うすオレ
「どう??以前と比べて」

 

姪っ子
「うわ~凄い!!髪の毛、黒くなっている!なぁ、愛香」

「うん!!」

 

髪の毛が黒くなっているという表現が、いかにも子供らしいなと思いつつも僕は嬉しかった。じゃ、外に行くかといい帽子を深く被り部屋を後にした。

 

下に降りていくと、妹がリビングのソファーでスマホをいじりながらくつろいでいる。

 

すると、

 

「おっ、お兄ちょうどええわ。今からチビらと外に遊びにいくやろ、ついでに買い物行って来て。後でLINEで送るわ」

 

と言ってきた。

 

なるほど、これはすでに妹の中では決定事項だったのだろう。

 

姪っ子達が事前に遊ぶことを伝えていて、僕が遊ぶことを一度も断ったことがなかったからだな。と考えてから返事をした。

 

玄関に向かおうとした時、優香が言った。

 

姪っ子
「ママ、しげちゃん髪の毛、生えきてるんやで。なぁ愛香」

「うん」

 

それを聞いた妹がいう。

 

「へ~、良かったやん」

「どれ、ちょっとこっちきて見せてみな」

 

いやいや、お前がこいよと思いながらも確認してほしっかったのでソファーまでいき頭皮をみせることにした。

 

「本間やな、生えてきてるわ」

「ちょっと、髪の色が薄い気もするけど薬って凄いな」

「それに、そろそろ坊主にしたほうがいいんちゃう?」

 

と妹は言った。

 

これで誰の目から見ても僕の髪は確実に改善している。

 

でも、帽子を手放すことができるのかと問われたらまだできない。単にまだ、不完全という理油もあるけど何より髪型が不格好すぎる。

 

AGA治療を決意してから髪型は3mmの坊主になってしまったわけだが、ここ最近坊主にしていなかったので全体のバランスが非常に悪るかった。

 

坊主をすることを決めた経緯は、中途半端に薄毛だとかえって清潔感に欠けるという意見や潔くないという意見が身の回りで意外にも多かったことだ。

 

潔くないという意見には少し微妙な気持ちだったが「清潔感に欠ける」ということには納得できた。

 

薄毛について調べることが習慣になってしまうと、

 

うすオレ
「女性からみた薄毛の人の印象」

「薄毛が気になる女性」

「薄毛の人に似合う髪型」

 

などについてのアンケート調査や検索で引っかかってきた記事などを目にすることもある。

 

そして、かならずと言っていいほど共通するキーワードが「清潔感」という単語だ。

 

女性は清潔感に欠けている男性を好ましくないと感じる傾向が強いとされているようだ。これらの世論は社会の本音でだろう。

 

清潔感を意識できていない人は老若男女問わず良い印象は与えない。

 

それに、僕の頭は綺麗な形をしているとは言い難いし、側頭部のサイドからモコモコとした生え方をするという特徴があるうえにクセ毛という髪質だ。

 

薄毛になる前は、美容師さんにもサイドの髪の量が凄く多いですね、ハサミが壊れてしまいます。

 

と冗談を言われていたほどで、よく髪の毛をすいていただいたものだ。

 

ゆえに、M字、頭頂部、側頭部、後頭部では髪の長さや密度が違い、だらしない髪型になっていた。

 

うすオレ
「そうやな、そろそろ坊主にしよか」

 

と僕は返事をした。

 

そして月日は流れ……

 

AGA治療を開始してから180日。

 

薄毛であった頭頂部は劇的に改善してきている。それに、変化が乏しかったM字の部分も改善の傾向と辿っていた。僕は、嬉しさのあまりニヤケ感がとまらなかった。

 

髪型をどうしようか、美容室に行けるのはどれぐらいぶりだろうか、もう少しで帽子を被らず町を歩くことができるなと、あれこれと考えてしまうほど嬉しくて高揚感に包まれていた。

 

そこで、僕はM字の部分をより発毛させる為に発毛剤の購入を見当する。ただし、日本製のものでなく海外製のもを使用すると決めていた。

 

というのも、AGA関係のことを調べているなかで気づいたことだが、日本は発毛剤に使用されているミノキシジル濃度が5%までだ。

 

しかし、国外を見渡せば5%以上のもがたくさんあるし費用も海外製の物の方が安い場合もある。

 

ネットで調べていても、あまり国内の発毛剤で効果を感じたという口コミや記事を僕はほとんど見ていなかった。こうした観点から、日本の発毛剤の効果効能に対して疑念を抱いていた。

 

それに、例の育毛剤の事件を忘れたわけではない……

 

購入サイトの信頼性もしっかりと調べたうえでの判断である。
PCの、ご注文確定画面をクリックした。

 

あの頃にサヨナラ

個人輸入サイト、オオサカ堂で購入した発毛剤ポラリスは見事に効果を発揮してくくれている。

 

比較的、M字部分は薄毛を改善しにくい箇所でもあるとクリニックで説明はされていたし、記事やブログを見ていても思うように改善してくれない、M字部分には効果がないという意見を拝見していたので、全く不安を感じなかったわけではないが、少なくとも僕は満足できるレベルまで改善できた。

 

当然、食事管理の影響もあると自負している。

 

クリニックに通う前は、鏡に映る姿を見ては、ため息を繰り返し、スマホで頭頂部を撮影したものを眺めては、ため息を繰り返していたが、今は自信に満ち溢れている。

 

髪があるというだけで、こんなにも気持ちの持ち方や人格が変わるのかと身にしみて感じた。

 

さて、クリニックに通って10ヶ月がたった。

 

そこで、僕はあることを考えていた。個人輸入方法に切り替えてみるのもありなんじゃないかと。

 

というのも、クリニックでの治療は月に数万程度かかり、年間計算すると約30万円ほど費用が必要となる。これを、何年も続けるのは正直、あまり気乗りはしなかった。

 

けど、個人輸入なら月に約2000円程度ですませることができる。

 

ただこの場合、3ヶ月分まとめて買って月額計算すると、だいたいこれぐらいの費用になるということで、あくまでクスリのみの計算だ。

 

とはいえ、発毛剤を購入したとしても月に約7000円程度で収まるし年間計算すると約8万5000円ほどの費用となる。

 

この費用の差は、かなり大きいものだと感じるしかなかった。

 

ただ、個人輸入での薄毛改善は、それ相応のリスクが付き纏う。

 

医師が診察し処方しているわけではないので、安心感が得られないし副作用の症状がでたときに相談ができない。

 

それに加えて、個人輸入で買えてしまうものは正式なAGA治療薬ではない。薄毛で悩む人達が勝手にAGA治療薬の代替えとして使用しているだけだという事実。

 

本当に、手を出していいものなのかという葛藤は2ヶ月間続いたが、僕は費用の安さに心が動き1年通ったクリニック治療に幕を閉じた。

 

しかし、これは新たな挑戦でもある。

 

薄毛になり、来る日も来る日も、ひたらすら悩むことしかできなかった惨めなあの頃とは違う。

 

今は、薄毛であるという現実をしっかり受け入れ、薄毛に対する適切な措置や方法をとることができれば、非常に高い確率で薄毛は改善するという真実を知ることができたし、この1年間ボーッとしていたわけではない。

 

 

もう、あの頃の僕とは違う人格を持っている。

 

※劇的に改善を実感

エピローグ

AGAの症状が出たのは27歳。

 

あれからもう7年の月日が経ちます。

 

最初は、本当に薄毛になった自分の境遇を呪いましたし、薄毛になることで僕の人格も陰鬱な方向へ変わってしまったこともあります。

 

薄毛になるということは、時に、人生すら変えてしまうほどの魔物です。僕も、何もかもが憂鬱で陰鬱な雰囲気を出していた時期もありました。

 

しかし、最終的には、自分を変えれるのは自分だけなんだ。

 

ということを学ぶことができたのも事実です。

 

自分を変えるというと、人により様々な定義があると思います。人は見た目で決まるという考え方もあるでしょう。

 

もちろん、外見にこだわる、外見を変えるということは非常に重要なことですし今、薄毛で悩んでいるならとにかく動き出すことが解決策に繋がります。

 

きっかけはなんだっていいんです。

 

相談したり、電話したりと、カウンセリングに行ったり、SNSやブログで相談することだって全然ありだと思います。重要なことは1人で抱えこんで悩まないことです。

 

そして、ゴミみたいな情報や発信は極力見ないようにすることです。

 

そのようなものを視るとどうしても、思考力が低下してしまいますし、気づかないうちに人格が変わってしまうことだってあります。

 

僕が、薄毛克服という言葉を本格的に使い出したのは4年ほど前からです。

 

というのも、今の医学では薄毛を完治させることはできないことはご存知だと思います。

 

それに、個人輸入に挑戦したのはいいものの、予期せぬ症状や副作用も出たりして、薄毛がうまく改善できなかった時期もあり、クリニックに通いなおすということを何度か繰り返しました。

 

その時に気づいたことが、薄毛は改善することは可能ではあるけれども、結局は引き伸ばしにしているし、改善して薄毛の悩みから解放されたはずなのに、新しい不安が生まれるというジレンマを感じるようになったからです。

 

 

  • また薄毛に戻ったらどうしよう…

  • 病気で治療薬が飲めなくなったら…

  • 副作用が出やすい体質に変わってしまったら…

  • 妊活でパートナーに中断してといわれたら…

  • 献血を必要とする状況に出会したら…

 

 

このような出来事は絶対に起こり得ないと断言することはできませんし、生きていればこれ以上のことだって起こり得る可能性すらあるはずです。

 

では、薄毛である自分を受け入れるとはどういうことなのか?と改めて考えた時、自分の生き方に自信を持つことだと思いました。

 

先ほど、人は見た目で決まるという考え方もあるといいましたが、僕は半分正解で半分不正解だと思います。

 

それに、薄毛の人はイメージが悪いという印象がありますが、これは清潔感思考からくる場合がほとんどだと感じます。

 

薄毛であり、ハゲ散らかしていたらいい印象はしないものです。

 

僕は、何度も薄毛改善を繰り返していますが、薄毛の時は必ず1mmの坊主で過ごしますし、帽子やニット帽などを愛用すればオシャレもできます。

 

 

そして……

 

「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ」

 

煉獄杏寿郎のセリフをかりるとするなら、人は必ず老いるということです。薄毛はその象徴の1つなのかもしれません。だから、克服することが大切な意味をもつことに繋がるのではないでしょうか。

 

追伸

できるだけ多くの薄毛で悩んでいる人に伝えたい。

 

「薄毛は非常に高い確率で改善できるが、時に人格を変えてしまうほどの魔物」にすらなり得るということを本当に知ってほしい。

 

その一心でこの物語を書きましたが、読み返して見て、不器用丸出しの文章で、まとまりがないなぁと反省しました。

 

なので、重要な部分だけをまとめておきますね。

 

 

  • 薄毛改善はスピード勝負

  • 薄毛の悩みは1人で抱え込まない

  • 誰か1人はあなたの悩みを理解してくれる

  • ゴミ同然のような情報は見ない

  • 薄毛は克服することに意味を持つ

  • 自分の姿に自信をもとう

 

 

PPS:

僕が、完全に薄毛を克服できるようになって2年以上経ちます。

 

今は、髪があるないにこだわりはありませんし、いつでも薄毛改善をやめることもできます。このような感情を抱くことができるようになったのも家族の無性の愛からでした。

 

もう、何年も家族は、僕の薄毛との葛藤を見てきています。

 

時には、弱音を吐いたことだってありました。

 

それを聞いた家族は、

 

「別に、薄毛に戻ったとしてもあなたの人生がそれで決まるわけじゃない」

 

と言ってくれたのです。

 

ここから、僕の考え方は本当に激変しました。

 

しかし、今、あなたが悩んでいるなら全力で改善策を模索してください。一つ一つ乗り越えた先に必ず見えるものがあるからです。

 

もし、薄毛という境遇に立たされていなかったら、薄毛を改善する過程において成長や進化がなかったら、今こうして情報を発信している僕は、絶対にいなかったでしょう。

 

薄毛になったおかげでMacと出会うことができました。それまでは、タイピングすらまともにできなかった僕です(笑)

 

まぁ、結果オーライということにしています。

 

※フリーアイコンは一部、ノーコピーライトガールさんのものをお借りしています。

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