夏のプールが最大の試練だった話

うすオレ

どうも、うすオレです。ようやく、ブログを再開していこうと思います。で、早速ですがしゃべり場というカテゴリーを作ってみました。

このカテゴリーは、まあ僕の薄毛との過去やこれからの歩み、思っていること感じることなどを中心に自由気ままに書いていく場所にしようと思います。

というわけで、第一弾は治療をする前に、妹家族と仲のいい先輩カップルといった夏のプールは本当に最悪だった。早く帰りたくてしかたがなかった。ハゲにとってはプールで遊ぶということ事態が生き恥をさらしている。

あの写真を見た僕はそう思うしかなかった………

そんな夏のプールの出来事の話をしようと思います。

目次

ジャンボプールは本気でキツい

ナガシマスパーランドみたいな、まぁまぁでかいプールになると、遊びに来ている人の数はかなり多いわけで、子供の夏休み期間となるとさらに増える。

あたりまえのことだが、家族連れで来ている人もいるし、カップルで来ている人もいるし、男友達、女友達で来ている人もいる。その中には綺麗なお姉さんもいるし、かわいい子もいるし、美人な人だっているし、顔がタイプだなと思う女性だっているわけだ。

その他にも、イケメンもいるし、同年代の男達だっている。もちろん、髪がフサフサなメンズ達もいる。むしろ僕がハゲているので、そのようなメンズ達しか目に入らないということも、一理あるちゃーあるが、そんな場所で、M字ハゲ全開、頭頂部ハゲ全開のハゲ頭をさらけだしている。


この状況を、生き恥を晒している意外になんと言えるのだろうか。何を会話されていたのかを想像することは簡単だ。

「おっ、あそこにハゲがいるぜw」

「だいぶいっちゃってるねw」

「俺がハゲたらどうする?」

「えー無理www」

「うん、うん、さすがにハゲは恋愛対象外だよねw」

「ハゲってキモくないwww」

と、実際は聞こえてきたりはしないが、そう会話されていると思うのだ。なぜなら、日本という国はハゲている人への印象が悪いからだし、このような言葉は意外と見たり聞いたりしているからだ。

雑誌、テレビ、広告などでだ。と、ここまではただの建前として、

最も重要なことは、僕自身もこれらの発言をしたことがあるし、女の子からも聞いた経験があるし、会話もしたことがあるからだ。

特に10代の頃でハゲる前は………

だから、錯覚してしまうというわけだ。

うすオレ

マジできつい……………


じゃ、そもそもプールになんか行くなよという事なんだが、そういうわけにはいかなかった。

さすがに言えないって………

姪っ子に、ハゲが理由で一緒にプールへ行くことができない、なんてことを言えるわけがない。

そもそもとして、僕がいる時にプールの話なんか始めるな。我が妹よ。ナガシマスパーランドの話なんかしちゃったら低学年である、チビっ子たちは行きたくなるに決まっているだろ。

マジでやめろ。水着買いに行って、浮き輪用意してとかいう話を今すぐにやめろ。

じゃ、そういうわけで今度の週末チビらと水着買いにいってあげてな、お兄


うすオレ

なんで俺がいくねん!!意味わからんし!!お前がいけよ!!


え〜だってお兄水着もってんの?次いでに新しい水着買ってきたらいいやん


うすオレ

いやいや…どんな理由や。まぁ新しい水着は持ってないけど行く意味がわからん。


ふ〜ん。まぁええわ。じゃぁ新しい水着買ったんで週末買いに行くから時間あけといてチビらもその気になってるし。


うすオレ

その気にさしているのはお前だよ!!そもそも、俺はプールなんて行きたいとは思っていない。完璧にハゲているんだ。

ハゲがコンプレックスで悩んでいることも知っているだろうがお前は。なぜそんなこと言うんだ。ちょっとは気を使えよ。


とは、姪っ子の前では言うことができず「おっ、おう」と返事をしてしまった。プール当日、天気は快晴。絶好のプール日和だ。いやいや、こんな天気になれって願ってなかっただろ。大雨になるか台風がきてくれて、あわばよくば中止になることを願っていたはずだ、心の底から…

なのに、この天気の良さはないだろ。マジで最悪だ。そんなことを思いながら待つこと数十分、先輩カップルらが来た。妹の旦那と僕の間柄は地元の後輩、先輩という関係なので意外と妹の旦那の友達と仲がいい。

どうせ行くならと言う理由で、妹の旦那が誘ったのだ。もちろん僕もそのことは知っていた。それにこの二人は僕がハゲで悩んでいることを知っているし、何度も隠していない姿を見せているので抵抗はなかった。

これがほとんど知らないカップルなら話は別になるし、プールに行くのを断っていただろう。

そんなことを思っていると、

「お〜、いい天気になったな、これは焼けそうやな」

と、先輩男。

うすオレ

まぁな、頭皮が焼けてしまうわ。こんな天気になれって願ってなかったのにマジ最悪やわ。


「wwwまぁそんなこと言うなって、行けば楽しめるって」

うすオレ

笑い事ちゃうで本間。行きたいないモード全開やわ。


「なるようになるって。まぁ楽しも」

そんなことを言ってるうちに、出発の準備ができた。そしてファミリカーに全員乗り込む。

「ほな、行こうか〜」

妹の旦那

「ほな、行こうか〜」


と、妹夫婦。

もうどうとでもなりやがれ。

あれよあれよと言う間にナガシマスパーランドに着いた。やっぱり夏休みということもあって車の台数が半端ない。クソ〜本気で行きたくないわ。という心の叫びは虚しく、みんな完全に遊びまくるモードになっている。

うすオレ

いやいや、お前ら足取りが早いって………

ちくしょう〜ちくしょう〜ちくしょうが〜
僕はハゲているんだぞ!!髪があるあんた達とは違う!!と、叫びてェ〜


そんなことを思っているうちに入場券を買う所についた。もう引き返すことはできない。ここからが本当の苦痛の始まりだ………

ではでは、女性陣とは待ち合わせ場所を決めてから更衣室へ向かう。帽子をとり海パンに着替える。ところで、海パンと水着の違いってなんだろうと思いつつも、

いざ、生き地獄へ出陣。

いるいる、わんさかいるねェ!!家族連れに野郎どもに、小麦焼けしたギャルにカップルらしき人達が。マジで人が多いぜ。すぐさま女性陣と合流しプランをたてる。

それにしても、周りの人の視線が痛いような気がする………

頭皮に視線が集まっているような気がしてならない。と言うより絶対に見られているって。本気で帰りたい。と、そんなことを考えていると、

チビらがさ、あれ行きたいって言うってるであれいこか

と、妹。

妹の旦那

あ〜、あの周りをグルグル回っているものな


と、旦那。

それでわかるのか!グルグル回る物は結構あるぞ。

と、僕は思いつつも、とりあえず、全員で最初のプールに向かう。おっ!!意外と流れが速い!!と、思いながら浮き輪の乗り流れにまかせていると、

浮き輪が突然ひっくり返った。ゲホゲホ!!おェ〜!!誰やねん!!と、思いながらプールの水面にでて近くを見渡すと犯人は先輩男。思いっきり笑っていやがる。このヤロ〜おぼえてろよと思いもしたが、おかげで吹っ切れた。

せっかく来たんだし楽しむか。と、思ったのも束の間、後方から若いカップルが楽しそうにキャアキャアと急接近してくる。それはいいんだ。でも、やたらこっちみてね?特に女の子のほうね。絶対頭皮みてるって。

早く通りすぎてくれ。早くいけ、早くいけって、早くいけよ!やっと通りすぎてくれたか。

うすオレ

って何故まだ見てる!!まあまあいい距離にいるよね?やっぱ頭皮みてるわ。僕がハゲだから。絶対会話されてる気がする………


「あの人、まだ若そうやのにハゲて可哀想そうやな」っていう会話を絶対しているよ。

それを聞いた彼氏は大笑いしてるだろう!!

まあ、完全に妄想なんだけどやっぱ楽しめねェ〜。と思っていると、そんな僕の気持ちとは裏腹に次はあれ行くぞ、次はあれ行こという声が聞こえてくる。スライダー系で並んでいる時なんてマジで最悪だ。

なんといっても、立ち止まっている時間があるので視線が気になって気になって仕方がない。立ち止まっている時は、とてつもなく時間が長く感じる。

そして次はサーフィンプールへ。ここで僕は浮き輪を使った。なぜなら人工の波がおしよせて来るからだ。しかし、この浮き輪を使ったことで、女の子が乗っている浮き輪と接触してしまう。

先にいっておくと、ナガシマスパーランドみたいな大きいプールは、よっぽっどの接触じゃない限り謝る必要はない。これは暗黙の了解だと僕は思っている。そもそもが、人の密集地帯だ。

少しの接触で毎回謝っていたら喉が干からびてしまう。この時も軽い接触だったはずなのに、かなり僕をガン見している。ヤバい強い接触だったのか?ここは謝っておこう。

うすオレ

すいません大丈夫でしたか?

ん?ん?ん?


返事がない。聞こえていないのか?いやいや、この距離で聞こえないわけはないんだが。もしかして、この女の子も僕のハゲ頭を見ている?ハゲているって本当に辛いな……

ということを考えつつも、そろそろ腹ごしらえの時間になる。一旦プールを切り上げで全員でテーブル席へ移動。

ほな、全員飯買いにいこかあ


と、妹。

適当に買い物をして再びテーブルに着く。次はどれいく、またあれ行こか、などと話していると飲みものが足りなくなったので、妹の旦那が僕に頼んできた。

それを聞いた先輩男が一緒に着いて来てくれることになったのだが、この買い出しがきっかけで生き恥を晒していると思うほどの決定的な写真を、妹の旦那の手によって撮られてしまうことになる。

一通り頼まれた飲み物を買い、テーブルに戻ると妹の旦那がニヤニヤと笑っている。明らかに僕を見て笑っている……

すると、

妹の旦那

さっき、男前がいたで写真撮ったわ。コレ見てみ

出されたスマホを見てみると、そこに写っていたのは、坊主頭で凄まじい勢いでM字ハゲしている僕だった。それを見た僕は本気で笑えなかった。

自分の写真をみてキモいと思ってしまうほど、とんでもない顔をして写っていた。顔の方向はやや左に向き、視線は斜め左上を覗き込むような角度。顔全体がひきつっている。人相が悪すぎだ。

さらに、この時はストレス太りという傾向もあったので、腹がでてしまっている。

そして完璧なハゲ。特にM字が酷すぎる。ドラゴンボールのベジータのM字ハゲどころではない。それを遥かにこえている。

うすオレ

M字の部分こんなにハゲていたか?
キモい…キモすぎる………
こんな顔や姿で遊んでいたのか。


この時、浮き輪でぶつかった女性の事を思い出した。こんな顔してプールに来てたら、ガン見もされるはずだ………

とてもプールを楽しみに来ている人の顔ではなかった。

とはいっても、気持ちを切り替えて楽しみますか、とはならないし、人の感情とはそんな簡単に切り替わるものでもない。この後のプールは本当にもう入りたくなかったし、行きたくなかった。

いっそのこと、ナガシマスパーランドから出て車の中で待っていたいほどだ。しかし、それは決して許されないことなのだ。

そんなことを口にしてしまったら、この場の楽しい雰囲気を壊してしまうし、何より妹がキレるのは間違いない。その後のことは容易に想像がつく。下手をしたら、そんなこと言うんやったらもう帰ろか、とさえ言いかねない。

うすオレ

それは絶対にマズい………


とはいえ、下手なウソをつくこともできない。見破られてしまう確率が高い。そもそも、出発時点で先輩男に、プール行きたくないモード全開やわと暴露してしまっている。

この後も引き続きいるしかない。

結局、その後も単独行動もとれず、全員でプールを回ることになった。

相変わらず憂鬱な気分でプールをまわっていたのだが、とんでもなく爆笑してしまう事件がウォーターチューブで起きた。

このウォーターチューブは3本のコースがあるのだが、左右のコースは緩いカーブになっている為、ほとんどスリルを感じない。だが、真ん中のコースは落下する角度が半端ない。一瞬、体全体が浮いてしまうほどだ。それに加えて、最後に待つプールの水深が1.8Mになる。

真ん中のコースから滑ると人が沈む。むしろ溺れると言った方がいいだろう。それだけ勢いが凄いのだ。

これを、僕、妹、旦那、先輩男で挑んだ。滑る順番は旦那、先輩男、僕、妹だ。

そして事件は妹の時に起きた。順調に滑りおえた僕ら三人と、先輩の彼女とチビっ子達二人が、真ん中のウォーターチューブを眺める。

下から眺めるとやっぱまあま高いなと思っていると、

妹の旦那

来るぞ来るぞ


と妹の旦那。

キャ〜〜〜

うすオレ

おー、良い感じに声出しながら滑って来ている


そして深さ1.8Mの水深へ一直線。おおー、良い感じに溺れてるな。

あれ?あれれ?中々浮いてこないぞ!!どうしたどうした!?と思いながら水面をみていると、やっと顔がでてきた。

だが、なんであんなところで顔がでるんだ?泳いだのか?なんか慌ててるような気もするが、なにかあったのかと思っていると、なぜか潜りだす妹。なにしてんだアイツ?

ようやく近くに来たなと思うと、

ブラとれた!!ブラとれた!!


と必死に叫んでる。それを聞いた僕らは爆笑。しかもブラじゃなくて水着だろw

とりあえず、旦那が手を差し伸べ妹を引き上げる。片手で胸元を押さえている妹。ダメだマジで笑いがおさまらない。この時ばかりは本気で笑ってしまった。

後々妹から話を聞くと、どうやら滑り落ちて1.8Mの水深に沈んだ時に水着のヒモが外れて肌から離れたとのことだった。

だから水着が脱げないように潜って移動してたのだという。

なるほどこれには納得だ。水面上に浮かんで水着が脱げていたら大変なことになる。それにしてもよく咄嗟に気づいたものだ。

この時ばかりは、ナガシマスパーランドでハゲ頭をさらけ出している憂鬱な気分を考えることなく大笑いしてしまった。

ふとした時に、今でもこのときの出来事を思い出してしまう。とはいえ、薄毛である自分の姿に悩んでいるのであれば、その状態で夏のプールには行かない方がいい。経験から語ると楽しめはしないだろう。

うすオレ

最後にアドバイスをすると、


もし、そんな誘いがきたときは、薄毛という自分の姿を受け入れるまではいかない方がいい。夏のプールはあきらめる。いけない気持ちを素直に伝える。治療するまでいかない。

でなけば、夏のプールを満喫することは難しいだろう。


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この記事を書いた人

27歳でAGAを発症する。日々ひたすら悩むことしかできなかったがある人物の一言で薄毛治療を開始。AGAクリニック3社・大手育毛サロン1社を経験。その経験を活かし、薄毛改善方法や薄毛との向き合い方を書いている。

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